昨日は、突然なコトが起きた…
どのくらい突然かというと…
街を歩いていて、突然、宗教に勧誘されるくらいの突然なんて、まだ甘く…
街を歩いていて、「あれ、お前死んでなかったっけ?この間の同窓会で確か死んだって…」と、死んだと思い込んでいた同級生とバッタリ出くわした…と、いうのもまだ甘い突然…
それは…
釣りエサの最大メーカー『マル九』さんの工場見学を突然してしまった、いや、させられてしまったのです。
銀座で小説の打ち合わせを終えた後…
イベントの仕事をしている羽山さんと、マル九の社長さんの宮澤さんと会うために桶川へ…
そこまでは、突然てはなく予定通りだったのだが…
そこからの流れが突然だわ、全くの想定外だわ…
対応してくださった三村さんという課長さんが、「真面目を美大の講師が絵に描いた」くらい真面目で、さらに、ダイヤモンドを万力で固めたくらいに固い方で…
だから…
「では、時間もなんですから…工場の方へ…」と、言われた時、何か嫌な予感がしてたんだよなあ…
で、気付いたらエサを作る大工場見学に…
エサの原料を砕くところから出荷までの行程をフルコースで…
しかも、いちいち三村さんの詳しいガイド付き…
そーいえば、三村さんは原料を「これ人間が食べてもいけるんです」と、確かに食べてました。
「あ、良かったらダンカンさんも召し上がって下さい」とすすめられましたが…アハハと笑ってスルーしておきました。
人生一寸先は闇というのは聞いたことがあるけど「一寸先は釣りエサ工場」とは…い~や、驚いたア!
でも、その後は大宮駅すぐの『とらぬ狸(ワインと北海道の味が絶品のお店)』で宮澤社長とお酒をぐびぐび…
こちらが、狸…違う、違う!(失礼致しました)宮澤社長、70歳を越えているのに若け~!若け~!!
そして、なにを隠そうこの方こそが、あのホームラン王・王貞治氏を誕生させた男なのです!
今を遡ること半世紀前、当時の早実の大エース王投手(甲子園の優勝投手にもなっています)の高校最後の夏の東京都大会の決勝で、見事宮澤社長がサヨナラヒットを放ち、王さんの甲子園の夢…さらには、プロに入ってのピッチャーの夢まで打ち砕いたのでした…
もし、その時宮澤社長が打ち取られていたら…
あのホームラン王は誕生していなかったかも?
と、いうキラリと輝く頭部を…あ、キラリと輝く球歴を持つ方でした。
余談ですが、オレその王貞治氏にプロ第1号ホームランを献上しているスワローズの村田元一さんとも親しくしてもらっているんだよねぇ…
人生の繋がりは不思議だなあ…
さあ、オレの「突然エサ工場見学」に勝てる突然があったら、かかってらっしゃい!
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まったく、まったく、まったく突然!?
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