宮本輝の小説
『流転の海』(第一部)
第二部『地の星』
第三部『血脈の火』
第四部『天の夜曲』
第五部『花の回廊』
第六部『慈雨の音』
第七部『満月の道』
すげー面白いよ!
主人公・松坂熊吾は明らかに人格破綻者だし、学習能力「0」…
息子の伸仁が、これまた我が儘のノータリン
で、熊吾の妻の房江は酔っ払いときたもんだ…。
ダメなひとばかりのオンパレード!
でも、世の中こんなもんだよなあ?
ガンガンいくら小説とはいえ人死ぬし(これが小説=作り事のたのしさ)
それより、何より熊吾は小説の中では大ヒーローなのに戦場が大阪限定という器の小ささ…。
でも、この小説は時代背景も捉えているし止められません。
「小さなヒーローの大袈裟などたばた小説」とにかく面白いから読んでみて!
もしかしたら、宮本さん登場人物にわざと感情移入させない小説の手法あみだしてんじゃねーの?
↧
とにかく読んでつかぁさい!(ウム?これ何処の言葉だ?)
↧