ブログのコメントになっちゃんという方から「ラララは何歳ですか?」という質問があったので、今回ちょいとラララについて詳しくお話いたします。
えへへ…実は、埼玉の実家のある毛呂山まで電車で池袋から一時間あるので時間もてあましちゃったんだよね(暇潰しでスミマセン!)
え~、我が家の愛猫ラララは、現在10歳半です。
10年前の春に、当時中学三年生の息子、甲子園が雨の中でずぶ濡れになり泣いていた、まだ、目もあいていない小さなネズミのような赤ん坊の子猫を拾って、池袋の芸術劇場の楽屋に持ってきました。
お弁当を入れるきんちゃく袋に入れていた記憶があるので、中学のお弁当があった土曜日だったのでしょうか?
楽屋にいたオレとママリンに「飼っていい?」と哀願の眼で聞く甲子園…
まさか、この雨の中戻して来い!とは言えないでしょう…
あげくに、オレもママリンも大の猫好きときたら…あっさり我が家の一員です。
で、名前は?
その時、舞台では劇団東京サギまがいの『走れ!ハルウララ~吉野屋(きちのや)馬丼物語~』(作・演出オレ)と、いう当時地方競馬で100連敗くらいを続ける競馬馬をテーマにした舞台をやっていたので、ウララみたいに負けるな!強く、速く走れる猫になれよ!の願いを込めラララと命名しました。
そして、ママリン(オレも手伝ったよ)が一生懸命スポイトでミルクを1日に何度もあげて、重曹(だったかな?)を薄めたぬるま湯で目を拭いてあげて…
普通の子猫に成長して行きました。
しかし、半年もたたないある日、我が家のおじいちゃん猫の『ニャン』の後に同じように(ニャンのすぐ後をどこにでもついて行きました)ブロックの塀からジャンプした途端に脊髄を折ってしまったのです…。
動物病院の先生の説明によれば、ミルクと親猫の母乳とはやはり違いがあるらしくラララの骨は弱かったそうです(大人に育ってしまえば良かったのですが)多分、神経はつながらないだろう…と、言われ…でも、大手術をお願いして…
やっぱりダメで…
その時、先生から、「この先、便も尿も自分ではできないし…一生1日数回オムツを替えてあげなくてはいけないし、旅行も行けないので、あくまで選択肢の一つに『安楽死』があり、それを望む方もいる」と説明されました…。
途端に美つきも甲子園も号泣しながら「旅行なんて行かなくていいから」「オムツ自分が替えるから生かしてあげて…」
トーゼン…オレもママリンも最初からそのつもりでした。
そして、もうひとつ結局オムツ交換は、子供たちはやらないで親まかせになるだろうことも分かっていました。
ママリン8割、オレ2割で便と尿を絞り出してのオムツ交換…。
こんな感じです…
「ラララおパンツ(オムツ)交換だよ~」では動きません「ラララ、おパンツ換えて、ご飯たべる~」で動きます…。
汚れたおパンツを外し…
尿や便を絞り、濡れティッシュでキレイにして、希望があれば自分の舌でキレイにさせて…
新しいおパンツを装着…
砂もないのに…
猫の習性なんだなあ?汚れたマットにエアー砂かけ!
そして、お尻スッキリ
「ご飯うまいニャ~!」で終了です。
これを1日4、5回
下痢やらおもらし、おパンツが知らないうちに外れているともう大騒ぎの家中オシッコプンプン…。
でも、最近は子供たちも頑張って交換してくれます。
ラララ長生きしてニャ~!
と、いうお話…でした。
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ラララのお話
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