平成25年4月8日(月)午後4時50分…
友が永眠した
47歳
1月15日電話してきて「すい臓に癌が見つかりました。肝臓にも転移していて、余命3ヶ月だそうです。でも、頑張りますよ!」と、まるで他人事のように明るく言っていた友…
あれから、3ヶ月弱…
あまりにも早すぎる…
そして…
あまりにも若すぎる…
福島の家を流されたおばあちゃんが作った野菜を両手で抱えられないほどもらい、おばあちゃんが作ったんなら放射能入っててもいいや「ありがとう!ありがとう!」を何度も繰り返していた友…
変わり者の友人ばかりオレに紹介して、それでいてオレがその人たちをいじって笑いをとると焼きもちを焼いていた友…
たけしさんが大好きで、携帯電話の呼び出し音をたけしさんの歌にしていた友…
昨年3月11日、福島の『福魂祭』でボランティアの表彰状をもらい完全に上がってしまいオレに散々突っ込まれ…それでもどこか嬉しそうだった友…
いわき市にたこ焼きの屋台のボランティアを出したが、たこ焼きの焼ける時間を計算していなかたので、瞬く間に長蛇の列の列が出来てしまい「しまった…」と目を点にしていた友…
病室のテレビで阪神が0-5から同点に追い付くと、それほど阪神ファンでもなかったはずなに自分のことのようにおおはしゃぎしてくれた友…
息を引き取る数時間まえ、それまで意識がなかったのに、たまたま電話したら意識が戻っていて、しかも本人が電話に出て「又、会う約束したんだからしっかり頼むよ!」のオレの声に「そうですよ!頑張りますよ!」と普段と変わらない口調で答えてくれた友…
オレと二人きりになった時「病気になるまで全然気づかなかったんですけど、色々な人が応援してくれて…あの人ってスゴイ人だったんですね…」と、奥さんに呟かせた友…
そして、逝ってしまった友…
友…
野口典康
このブログを書こうか?あまりにも個人的なことなので悩んでいました…
友、野口さんの舎弟分の横山田氏にも相談しました…彼は、兄貴のためにも書いて下さいと言ってくれました。
兄貴のため…
そう、友のため……か…
野口典康という人間が47年間、全力で生きたことをいつまでも忘れて欲しくないから、書くことにしました!
友よ、ありがとう!
安らかに… 合掌
↧
友よ、安らかに…
↧